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とある春の昼下がり

9回裏、日本はダルビッシュが撃たれ3-3の同点に追い込まれた。
手に汗を握り、テレビの前で声にならないうめき声のようなものをあげるおれ。

PLLLLLLLLLL


電話が鳴る。
「抑えは君に任せた」

原監督からだった。
肩を作る俺。ブルペンの阿部に160キロの剛速球を投げ込む。
よし。
大歓声を浴びてグランドの真ん中にゆっくり歩き出す。
10回裏。ノーアウト満塁。悔しそうに唇を噛むダルビッシュ。
ダル「すみません僕の力不足です。あとはお願いします。」
・・・
大きく息を吸い込み、マウンドの上に立つ。
「任せろ」






ヒュッ、スバッ
ビュッ、ズバッ
ヒュンッ、ズバンッ

「パ、パンニカニハサムニダッ!(ぼ、ボールの軌道が見えない!!)」
まず1人。
次は3番バッター。今大会かなり当たっている打者だ。
・・・だが、日本中から期待を受けた今の俺の敵では無い。
シュルバッ、ギュルバンッ
ヴェルディバンッ、ジュリグレドルチェンッ
はやくもツーストライク。やはりこの男も敵では無い。
だが…、念には念を入れておくか。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
肥大化を始めるおれ。
頭の上と背中に鋭い突起が出来、肩にはローラーのようなものが。
3番のやつ「パ、パンニカニハサムニーダッ!!!(な、なんなんだあれは!)
おれ「勘違いするなよ・・・私はまだあと2回変身を残している。」
大きく振りかぶり…
mhjsgドイアhジェッ、gヘwルドベッ
後ろの観客席まで吹っ飛ばされる城島と審判。
「す、ストライク」か細い声でコールがスタジアムに鳴り響く。城島も球を落としていない。
おれ「流石だな…」
フッと笑みを見せるおれ。
風圧で胸から上が消え去っている韓国の3番。噴水のように血が沸いている。
あっとひっとりっあっとひとりっ
ヴォルテージの上がるスタジアム。それに呼応するかのように肉体がさらに進化するおれ。
頭の角はついに3本になり、背中には羽が。腕は6本、足は4本。ダイナミックにトルネードで振りかぶるおれ。
韓国の4番「パ、パンニカニハサムニダッ(なんて安定感のあるフォームだ!)」
5本の腕から放たれる幻影と1本の腕から放たれる直球という名の流星。空気の摩擦によって炎を上げながらキャッチャーまで到達する。
・・・その瞬間球場はきのこ雲が上がり、その辺りは全てが蒸発した。
韓国の4番「シューコーシューコー(化け物…)」
生きているか…やるじゃないか。笑うおれ。
もう1球。
ついにアメリカ大陸が滅びた。
あっといっきゅう!あっといっきゅう!
声援に応えて打者(だったたんぱく質)にストレート予告をするおれ。
テンションがさらに上がって最後の変身をするおれ。第3の目、ついに開眼。
城島や審判もテンション上がりすぎて急に右腕を抱えてうずくまり、鎮まれ…鎮まってくれ俺の右手よ!だとかやめろ、みんなには関係ないだろ!狙うなら俺を狙えええええ!!!とかやってる。イチローは観客に、フッ邪気眼を持たぬものには分からんだろう…とか言ってる。
大きく振りかぶるおれ。手から放たれるボール。マグナス力とかダウンフォースとかがかかってブラックホールがホームベース上に出来る。引きずり込まれそうになりながらも何とかキャッチする城島。ストライクバッターアウッゲームセッ!審判の声が木霊する。ともに戦った仲間たちがマウンドに駆け寄ってきて胴上げされる。やった!世界一だ!こんなに嬉しいことはない。。。。。








??「なちゅらる、おいなちゅらる!!」
おれ「ん、あー」
??「お前の出席番号○○だったよな、無かったぞ!」
おれ「え?」
??「だーかーらー、お前留年してたぞ!」



おれ「・・・・・・・え???????」

というわけで留年しました\(^o^)/
中高一貫の学校なのに高校への進学を学校に拒否される→公立高校卒業してニートに。働きたくないでござる!→大学は1年目から留年←今ここ

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/