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10年に1人(単年ver)

よく甲子園やプロ野球で「10年に1人の怪物」だとか「10年に1人の天才」だとかやたらと10年に1人の選手が登場します。僕は常々これに疑問を持っていました。それって毎年やん。素直に今年最高の選手でええやん、と。
ぶっちゃけ史上最高の選手、とかでも野村、王、福本、イチロー、落合の5強は堅いと思うわけだけど、ここに金田とか工藤とか野茂まで入れたらプロ野球の歴史をこの人数で割ると、もう10年に1人の選手定員なわけで。下手すると王ですら10年に1人の選手でしかないのかもしれないわけで。
というわけで本当に10年に1人の選手なのは誰か、独断と偏見で選んでみることにしました。
ただし、1年あたりの成績と通算の成績、それぞれから選んでみることにします。(例:20勝達成→10年に1人の怪物や!通算200勝達成→10年に1人の怪物や!)
また、プロ野球、メジャーリーグ、マイナーリーグで現役の選手のみとします。野手は打撃、走塁のみで選びます。守備で10年に1人レベルがいても無視。要するに数字が残る客観的な評価のみで。

まずは単年でめぼしいのを。()内はその中でも目ぼしい成績を。もちろん独断と偏見で。ちなみに太字はその年一番優秀な成績です。

候補

投手
上原浩治('99,20勝4敗,完投13,防御率2.09,奪三振179


斉藤和巳('06,18勝5敗,完封5,投球回201.0,奪三振205,防御率1.75)
投手五冠。

井川慶('03,20勝5敗,投球回206.0,防御率2.80


杉内俊哉('05,18勝4敗,投球回196.2,奪三振218,防御率2.11


ダルビッシュ有('07,15勝5敗,完投12,投球回207.2,奪三振210,防御率1.82)


岩隈久志('08,21勝4敗,投球回201,2,防御率1.87


三浦大輔('05,投球回214.2,奪三振177,防御率2.52


山本昌('94,19勝8敗,投球回214.0,完投14


藤川球児('05,46ホールド,80登板,防御率1.36,奪三振139)
登板数元日本記録。

豊田清('02,38セーブ,防御率0.78)


岩瀬仁紀('05,46セーブ,防御率1.88,60登板)
46セーブは日本記録。


捕手
該当者なし。

内野手
松中信彦('04,HR44本,打点120,得点118,打率.358,出塁率.464,安打171,長打率.715
現役唯一の三冠王

松井稼頭央('02,140試合,119得点,193安打,46二塁打,6三塁打,HR36,打点87,盗塁33,打率.332)


外野手
イチロー('95,130試合,104得点,179安打,打点80,盗塁49,打率.342,出塁率.432,HR25本)


松井秀喜('02,140試合,112得点,HR50本,打点107,出塁率.461,長打率.692,打率.334)

…というわけで単年で見た場合先発投手はそう大きな差は無いにせよホークスの斉藤が、中継ぎではタイガースの藤川が、抑えはドラゴンズの岩瀬が、打者の場合内野手ではホークスの松中が、外野手ではマリナーズのイチローが、それぞれ10年に1人の怪物候補になる。。。そう言っていいのではないでしょうか。この中で一番古いのが15年近く前になるイチローの成績になるわけですが、「10年に1人候補」の成績でありながら、既に引退している選手もいるかと思うので、この4人から1人だけを選んで10年に1人の怪物を選んでみるとすれば…やっぱりイチローなのではないでしょうか。もっとも、彼の生涯成績を考慮すれば10年に1人どころではなくなるのかもしれませんが。


結局何が言いたいかと言うと、「最後の20勝投手」だとかよく言われるけど、実は5年も待てばまた出てくるし、その年最高の投手でしかないんじゃないだろうか。今後はもっと控えめに「10年に1人の盗塁成功率」とか「10年に1人の登板数」とか評するのがいいかも。